キャンピングトレーラーで暮らしてると「シャワーはあるの?」「不便じゃないの?」と聞かれることが良くあります。私自身も実際に住む前は、シャワーなどの水回りの設備の有無や使い勝手が気になりました。
この記事を読むと
- キャンプ用シャワー(テントシャワー)
- トレーラー備え付けのシャワー
- 変更したことによってさらに使いやすくなった点
がわかるので、ぜひ最後まで見て頂けると嬉しいです。
テントシャワー
キャンピングトレーラーについているシャワーを紹介する前に、まずはテントシャワーについてお話します。
キャンプの仕方も様々で、テントやキャンパーバンを使う人もいます。でもこれらにはシャワーがありません。キャラバンパークを利用するというのも1つの手ですが、最近は利用料が上がってシャワーだけのために利用するのは庶民には厳しいかも。そこで活躍するのがテントシャワーです。
これが私とパートナーが使っていたテントシャワーです。細長い形で長身の人でも使いやすくなっています。
シャワーを引っ掛けられるようになっているので、手持ちだけでなく家のシャワーのようにも使えます。
シャワーで重要なのはお湯ですね。テントもシャワーも水道に繋がっていないので、自分で用意する必要があります。まずは大鍋でお湯を沸かします。
そして適当なバケツにお湯を入れ、自分の好みの温度になるように水を入れて調節します。
適温になったら、シャワーの末端についているポンプをバケツにいれます。
電源は車についているシガーソケット(12V)に差し込めばポンプが動き、ヘッドからお湯が出てシャワーが出来ます。
テントシャワーの良い点
- どこでも組み立てられる
- 折りたためばかなりコンパクトで軽い
- 値段がお手頃
テントシャワーの残念な点
- 時期によっては寒い
- 強風に弱い
- お湯を外に運ぶのが面倒
- 更衣が難しい
テントシャワーをもう使わない理由
強風でテントの骨組みが折れてしまい、使えなくなってしまいました。そして同じタイミングで新しいトレーラーに引っ越したので、それ以来備え付けのシャワーを使っています。
テントシャワーはどこで買える?
テントシャワーはアウトドア用品を扱えるお店で手に入ります。オーストラリアでいうと
店舗に行かなくてもオンランで注文も出来ます。ほかにもアウトドア用品を扱うお店なら、大体どこでも購入出来ます。
そしてアマゾンなどネットショッピングで買うことも可能です。
トレーラー備え付けのシャワー
私とパートナーが住むトレーラーにはシャワーがついているので、普段はこれを使っています。見た目はこんな感じ。
シャワーはトレーラーの後ろに位置していて、トイレと隣接しています。そのため仕切りを使えるので、脱衣所もありプライバシーが保たれます。
一般的なオーストラリアの家にあるシャワーと変わらないです。お湯の出し方も全く同じで、蛇口を手前にあげると出て、押すと止まります。温度調整も右に回せば水、左に回すとお湯、と説明不要ですね。
トレーラーのシャワーの良い点
- プライバシーがある
- 家と同じように使える
トレーラーのシャワーの残念な点
- 適温になるまで時間がかかる
●●をやめ××を代わりにしたら使いやすくなった
率直にいうと、トレーラーの中でテントシャワーを使い始めました。もちろんテントは使いませんが、シャワーそのものをキャンプ用のものに置き換えたんです。これにはいくつかの理由があります。
事故にあい給湯器が壊れた
実は交通事故に遭いました。私たちにまったく非はなく、そしてラッキーなことにまったくケガを負いませんでした。ところがトレーラーの横を激しく損傷されてしまい、給湯器も破壊されてしまったんです。
このちょうどコロナが蔓延し始め、オーストラリアは国境を閉鎖しただけではなく国内移動も許可なく出来なくなりました。そのため物流が滞ってしまったんです。
節水に繋がる&温度調節が簡単
上記で紹介したように、トレーラーのシャワーが適温になるまで時間がかかります。これはオーストラリアの家でもあるあるなんですが、トレーラーでこれが起こるととても困ることが!それは「タンクの水がなくなる」です。
トレーラーはもちろん水道に繋がっていないので、タンクに貯水されている分しか水は使えません。シャワーを流しっぱなしにするということは、タンクの水を無駄に垂れ流しているだけと言えるのです。
一方キャンプ用のシャワーはすでに温度調整がされたお湯が出てきます。そのためすぐに気持ち良くシャワーが浴びれるのです。
テントで使うより準備が楽ちん
場所がテントからトレーラーに変わっただけなので、使い方は同じです。鍋でお湯を沸かしバケツに移し、水を入れて適温にします。
それはシャワーに入りたい、と思ってもすぐに入れないことです。なぜならばお湯を沸かすのに20分近くかかるからです。それなりの量のお湯が必要なので、沸騰するまで時間がかかります。この時間は時期によっても変わりますが、それでも15~20分はかかるのでそれを考慮してシャワーのタイミングを計らないといけないのです。
12Vの電源をシガーソケットに差し込めばすぐ使えます。トレーラーの中には一般家庭と同じ240Vの電源とシガーソケットと同じ12V の電源の両方が装備されています。
電源をポチっとしたらお湯が出てきます。準備は楽だし、節水にも温度調整にも最適でテントシャワーを使うようになってから、より快適にシャワーを使えています。
ただ1つ不便なこと
一見面倒に聞こえるかもしれないですが、慣れてしまえばどうってことなくなりますよ。
百聞は一見にしかず
写真付きで説明はしましたが、やはりイメージが湧きづらいですよね?そこで私のYoutubeビデオを添付しますので、そちらをご覧くださればと思います。
まとめ
今回の記事ではテントシャワーとトレーラーシャワー、さらには私たちならではの使い方も紹介しました。キャンプの楽しみ方がたくさんあるように、シャワーと言っても様々ですね。キャンプやトレーラー購入を検討されてる方に、少しでも参考になったら嬉しいです。
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